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SNS運用担当者が1人で回らない時、頼む所と残す所

集客・マーケ戦略石井 勇多

この記事の要点

  • SNS運用担当者の仕事は、目的の判断・企画・撮影・編集・投稿・コメント対応・振り返りに分かれます。
  • 兼務の1人で全部を回すと、時間と慣れが要る企画と撮影・編集で止まりやすくなります。
  • 全部を外に出す必要はありません。企画の型・撮影の一部・編集など重い作業を頼み、目的の判断・現場のネタ・DMの問い合わせへの返事は社内に残せます。
  • 頼む範囲は「止まっている作業」「担当者の時間」「目的を決める人」「辞めたら止まるか」の4つで決めます。
  • 上司・経営者は、目的を決めることと、担当者の時間を業務として確保することを担います。

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初版: 2026-11

更新: 2026-11

この記事は、本業と兼務でSNSを任されている担当者の方と、その上司・経営者の方に向けて書いています。「1人では手が回らない。でも外に頼むべきか、社内で続けるべきか決められない」という状態から、どの作業を外に頼み、どの作業を社内に残すかを決められるようになることが目的です。

先に結論を言います。全部を外に出す必要はありません。企画の型・撮影の一部・編集など重い作業を頼み、目的の判断・現場のネタ・DMの問い合わせへの返事は社内に残す形があり、担当者の手間を減らしながら、社内に知恵を残せます。

自社の場合どこを頼めばいいかを一緒に整理したい方は、無料相談をご利用ください。相談だけでも大丈夫です。売り込みはしません。

SNS運用担当者が1人で回らないのは、能力の問題ではありません

「毎週投稿するだけなのに、なぜこんなに時間がかかるのか」と感じていませんか。本業の合間にネタを考え、写真や動画を撮り、編集して、文章を書いて、コメントに返して、数字を見る。SNS運用担当者の仕事は、1つに見えて実は7つの作業の束です。

兼務の担当者が1人でこれを全部やると、どこかで止まります。それは担当者の努力や能力が足りないからではなく、作業の量と種類が、兼務の時間に収まらないからです。

「頼むか、続けるか」——次は、まず担当者の仕事を作業ごとに分けて、どこが重いのかを見ていきます。

担当者の仕事を7つに分けると、重いのは企画と撮影・編集

SNS運用担当者の仕事を、作業ごとに分けると次のようになります。右の列は、兼務の1人で回した時に止まりやすい理由です(弊社の見立てです)。

作業

何をするか

兼務の1人で止まりやすい理由

目的の判断

何のためにSNSをやるか(採用・集客・信頼)を決める

担当者だけでは決めきれず、上司の判断待ちで止まる

企画

何を、どんな型で見せるかを考える

毎週ゼロから考えると時間がかかり、ネタ切れで止まる

撮影

写真・動画を撮る

本業の現場と時間が重なり、撮る日が取れない

編集

動画を切る・字幕を入れる・画像を作る

道具と慣れが要り、1本に何時間もかかる

投稿

文章を書いて出す

素材がそろえば短時間で済む

コメント・DM対応

コメントやDMの質問・問い合わせ・応募に返す

DMの問い合わせや応募は、会社の中の人でないと答えられない

振り返り

見られた数・反応を見て次に活かす

後回しにされやすく、同じやり方が続く

表を見ると分かるとおり、重いのは企画と撮影・編集です。ここに慣れと時間が要ります。一方で、目的の判断・現場のネタ出し・DMでの問い合わせや応募への返事は、会社の中の人にしかできません。

今は「SNSのことは全部担当者の仕事」とひとまとめにされているかもしれません。こうして7つに分けると、担当者が自分で持つべき作業と、ほかの人に渡せる作業の境目が見えてきます。

「全部頼めば楽になる?」——次は、全部を外に出す場合と、全部を社内で続ける場合の落とし穴を見ていきます。

「全部外に出す」も「全部社内で続ける」も、落とし穴がある

全部を社内で続ける場合

担当者の時間が足りないまま続けると、投稿の間が空き、やがて止まります。また、やり方が担当者の頭の中にしか無いため、担当者が異動や退職をした時点でアカウントも止まります。

全部を外に出す場合

担当者の手は空きます。ただ、外の人は現場の空気や社員の人柄を知りません。素材と判断を社内から渡さないと、どこの会社か分からない投稿が並びます。さらに、何がなぜ伸びたかという知恵が外にたまり、契約を終えると社内に何も残りません。丸投げで失敗する形はSNS運用の外注とは?失敗しないための準備と選び方で詳しく書いています。

担当者が辞めた日にSNSも止まり、外注をやめた日に知恵も消える——これは避けたい事態です。

「では、どう分ける?」——次は、弊社がおすすめする分け方を見ていきます。

弊社のおすすめは「重い作業だけを頼み、判断と現場のネタは残す」形

DP-GUILDのおすすめは、重い作業だけを外に頼み、会社の中の人にしかできない作業は残す形です。作業ごとに分けると次のようになります。

作業

外に頼む/社内に残す

理由

目的の判断

社内に残す(上司・経営者が決める)

何のためにやるかは、経営の判断だから。外の人は整理を手伝う役

企画の型

外に頼む

伸びる見せ方の型は、たくさん作った経験の差が出る所だから

現場のネタ

社内に残す

現場の出来事や社員の言葉は、中の人しか持っていないから

撮影

一部を頼む(撮る日をまとめる)

撮る日をまとめて外の人が回せば、担当者が毎週撮る手間が減るから

編集

外に頼む

道具と慣れが要り、兼務の時間を一番取る作業だから

投稿

どちらでもよい

素材がそろえば短時間で済むから

DMでの問い合わせ・応募への返事

社内に残す

お客様や応募者との入口で、会社の人が答えるべきだから

よくあるコメントへの返信

頼める(答え方を先に決めておく)

答え方を決めておけば、外の人でも会社の言葉で返せるから

振り返り

頼む(毎月の振り返りを文章のレポートで受け取る)

担当者がレポートを読んで疑問を返せば、外の人の見立てが社内に残るから

この形にすると、担当者の仕事は「ネタを出す」「撮る日に立ち会う」「DMの問い合わせや応募に返す」「毎月の振り返りのレポートを読んで疑問を返す」の4つになります。毎週ゼロから企画を考え、撮って、編集する手間が消えます。

そして、企画の理由と毎月の振り返りを文章で受け取ることで、「なぜこの見せ方なのか」が担当者の手元に残ります。全部を外に出した時に起きる「契約を終えたら何も残らない」を防げます。

「うちはどこまで頼めばいい?」——次は、頼む範囲を決めるための問いを見ていきます。

頼む範囲を決める4つの問い

次の4つに順に答えると、自社がどこまで頼めばいいかが見えてきます。

1. 今、止まっている作業はどれか

上の表の7つのうち、止まっている・後回しになっている作業に印を付けます。印が付いた作業が、頼む候補です。

2. 担当者は週に何時間をSNSに使えるか

「空いた時間にやる」ではなく、業務として何時間取れるかを上司と決めます。時間が取れるなら社内に残す作業を増やし、ほとんど取れないなら頼む作業を増やします。

3. 目的を決める人は誰か

採用か、集客か、信頼か。これを決めるのは担当者ではなく上司・経営者です。決める人がいない状態で外に頼んでも、外の人は動けません。

4. 今の担当者が辞めたら、SNSは止まるか

止まるなら、やり方が1人の頭の中にしか無い状態です。企画の理由と毎月の振り返りを文章で受け取って残しておくと、引き継げる形になります。

答えと、弊社がおすすめする形の対応は次のとおりです。

4つの問いの答え

おすすめの形

止まっている作業が無く、担当者の時間も取れている

社内で続ける。振り返りだけ外の目を入れる

企画と撮影・編集で止まっている。担当者の時間は少しある

企画の型と撮影の一部・編集を頼む(この記事のおすすめ)

担当者の時間がほとんど取れない。目的を決める人はいる

広く頼む。ただしネタ出しと、DMでの問い合わせ・応募への返事は社内に残す

目的を決める人がいない

頼む前に、上司・経営者が目的を決める

「上司は何をすればいい?」——次は、上司・経営者が決めておくことを見ていきます。

目的を決める人の有無と、担当者の使える時間で、どこまで外に頼むかが決まる分かれ道の図

上司・経営者が決めておくこと

兼務の担当者が1人で回らない時、担当者だけで解決しようとしても限界があります。上司・経営者が次の3つを決めると、担当者が1人で抱える物が減ります。

  • 目的を決める:採用のためか、集客のためか。担当者に「いい感じにやって」と任せない
  • 時間を業務として確保する:SNSを「空いた時間の仕事」にしない。週に何時間を充てるかを決める
  • 外に頼む範囲と費用を決める:担当者に外注先を探させるだけで終わらせず、頼むかどうかの判断は上司が持つ

担当者が「頼みたい」と言い出しにくいこともあります。上司の側から、どの作業が止まっているかを聞くところから始めてください。

「頼んだ後、知恵はどう残す?」——次は、社内に知恵を残すやり方を見ていきます。

頼んだ後も、社内に知恵を残すやり方

一部を外に頼んでも、次のようにしておけば、知恵は社内に残ります。

  • 企画の理由を言葉で受け取る:「この投稿はこの型で、こういう人に見てもらうため」という理由を、企画ごとに文章でもらう
  • 毎月の振り返りを文章のレポートで受け取る:何が見られて何が見られなかったかをレポートでもらい、担当者が読んで疑問を返す
  • 撮る日に担当者が立ち会う:撮り方や声のかけ方を、現場で見て覚える
  • アカウントは自社の名義で持つ:ログインの情報と投稿の元データを、自社の手元に置く

こうしておけば、将来、社内で全部を回す・人を増やすと決めた時も、ゼロからやり直さずに済みます。

「弊社は何をしてくれる?」——次は、弊社の関わり方を見ていきます。

DP-GUILDの関わり方と、向かない場合

DP-GUILDは、作って終わりではなく、どこを頼みどこを残すかの判断から一緒にやる伴走型で関わります。SNSの話から入らず、採用や集客など経営の課題から考えます。

根拠として出せる実績は次のとおりです。

  • 過疎地域の訪問看護の採用SNSを、広告なし(完全オーガニック)で運用し、6万回以上見られました。Instagramを見た人からDMが来て、採用が決まりました
  • ショート動画を1,000本以上制作しています
  • グループのInstagramで、合計約30万フォロワーです
  • 代表が最初に伸ばした自社のアカウントは、100投稿で約1万フォロワーでした。ここが出発点です

弊社は滋賀県甲賀市の会社です。滋賀や関西の会社であれば、撮影に伺う時の移動の負担が小さく済みます。ご相談はオンラインか文章で、地域を問わず承ります。

ただし、万能ではありません。次のような場合は、弊社の形は向きません。

  • SNSの目的を社内で決める人がおらず、社内の誰も関わらずに全部を任せたい場合
  • 広告を使わずに、数週間で問い合わせを増やしたい場合(弊社は、広告なしの運用は見られるまでに時間がかかると考えています)

「結局どうすればいい?」——次は要点をまとめます。

まとめ

SNS運用担当者が1人で回らないのは、作業の量と種類が兼務の時間に収まらないからです。

担当者の仕事は7つの作業
目的の判断・企画・撮影・編集・投稿・コメント対応・振り返り

外に頼む候補
企画の型・撮影の一部・編集・毎月の振り返りのレポート・答え方を決めたよくあるコメントへの返信

社内に残す物
目的の判断・現場のネタ・DMでの問い合わせや応募への返事・振り返りのレポートを読んで疑問を返すこと

頼む範囲を決める4つの問い
止まっている作業/担当者の時間/目的を決める人/辞めたら止まるか

全部を外に出す必要はありません。重い作業だけを頼めば、担当者の手間を減らしながら、社内に知恵を残せます。

「自社だとどの作業を頼めばいいか分からない」「外に頼むか社内で続けるか、上司と話がまとまらない」という状態でも、相談していただいて大丈夫です。一緒に整理するところから始められます。

無料相談はこちらからお申し込みください。相談は無料で、相談だけで終わっても構いません。売り込みはしません。7つの作業のうち、頼む所と残す所を一緒に整理します。

この情報は2026年11月時点のものです。

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よくある質問

SNS運用担当者が1人で回らない時、まず何をすればいいですか?
担当者の仕事を、目的の判断・企画・撮影・編集・投稿・コメント対応・振り返りの7つに分け、止まっている作業に印を付けてください。印が付いた作業が、外に頼む候補です。全部を一度に頼む必要はありません。
SNS運用を一部だけ外注することはできますか?
できます。弊社のおすすめは、企画の型・撮影の一部・編集を外に頼み、目的の判断・現場のネタ・DMでの問い合わせや応募への返事は社内に残す形です。よくあるコメントへの返信は、答え方を決めておけば頼めます。担当者の手間を減らしながら、社内に知恵を残せます。
インスタの外注をすると、社内にノウハウが残らないのでは?
全部を任せると残りにくくなります。企画の理由を文章で受け取る、毎月の振り返りを文章のレポートで受け取って担当者が疑問を返す、撮る日に立ち会う、アカウントは自社の名義で持つ、の4つをしておけば、知恵は社内に残ります。
上司・経営者は何をすればいいですか?
SNSの目的(採用か集客か)を決めること、担当者がSNSに使う時間を業務として確保すること、外に頼む範囲を判断することの3つです。担当者1人に判断まで背負わせないことが大切です。

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