初版: 2026-11
更新: 2026-11
結論:伸びない原因は「頑張り」より「誰に・何を見せるか」にあります
この記事は、会社のInstagramを任されている担当者の方と、その結果を見ている経営者の方に向けて書いています。投稿は続けているのに、見られる数が増えない。何が悪いのか分からない。そんな時に、自社のアカウントがどこで詰まっているかを見分けて、そこから直せるようにまとめました。
先に結論をお伝えします。弊社は、会社のインスタが伸びない原因の多くは、投稿の回数や作業量ではなく「誰に・何を見せるか」の設計にあると考えています。そして「伸びない」には3つの状態があり、どれに当たるかで直す場所が変わります。場所を間違えずに直せば、投稿の手間は同じでも、見られ方が変わる余地があります。
自社のアカウントがどの状態かを一緒に見てほしい方は、無料相談をご利用ください。相談だけでも大丈夫です。売り込みはしません。
「そもそも何が起きている?」——次は「伸びない」を3つの状態に分けて見ていきます。
「伸びない」は3つの状態に分かれます
「伸びない」という言葉には、違う3つの状態が混ざっています。まず、あなたのアカウントがどれに当たるかを確かめてください。数字はInstagramのインサイト(プロアカウントで見られる分析画面)で確認できます。
状態 | インサイトでの見え方 | 主な原因 | 直す場所 |
|---|---|---|---|
1. 見られていない | リーチが少ない。特にフォロワー以外に届いていない | 誰に見せるかがぼやけている/新しい人に届く形で出していない/おすすめの対象外になっている | 見せる相手と、届け方 |
2. 見られているが反応がない | リーチはあるが、保存・共有・コメントが少ない | 中身が会社の言いたいことで、見る人の知りたいことになっていない | 投稿の中身 |
3. 反応はあるが成果につながらない | 保存やいいねはあるが、プロフィールへのアクセス・DM・問い合わせが無い | 何の会社か、どこから相談・応募すればいいかが分からない | プロフィールと導線 |
リーチは、投稿を1回以上見たアカウントの数です(同じ人が何度見ても1と数えます)。何回表示されたかの数とは別です。
「どれに当たるか、どう見分ける?」——次は見分けるための数字を見ていきます。
どの状態かを見分ける3つの数字

見分けるのに、たくさんの数字はいりません。次の3つを、直近の投稿で順番に見てください。
- フォロワー以外のリーチ:少なければ状態1です。今のフォロワーにしか届いていません。
- 保存と共有の数:リーチはあるのにここが少なければ状態2です。見られても、残したい・人に送りたいと思われていません。
- プロフィールへのアクセスとDM・問い合わせ:保存や共有はあるのにここが動かなければ状態3です。興味は持たれているのに、次の行動につながっていません。
上から順に見るのがポイントです。状態1なのに投稿の文章を磨いても、そもそも見られていないので結果は変わりません。反対に、状態3なのに投稿を増やしても、見た人が行き先に迷ったままです。どこで詰まっているかを先に決めることで、直す手間を1か所に集められます。
「会社のアカウントは何が違う?」——次は会社ならではの詰まり方を見ていきます。
会社のアカウントが詰まりやすい理由
会社のアカウントには、個人には無い詰まり方があると弊社は考えています。
- 投稿が社内向けの報告になる:展示会への出展、新年のあいさつ、表彰。会社として伝えたいことですが、まだあなたの会社を知らない人が保存したくなる中身ではありません。状態1・2の原因になりやすいと弊社は考えます。
- 見せる相手が決まっていない:お客様にも、取引先にも、求職者にも見てほしい。相手を全員にすると、誰にとっても自分の話に見えません。状態1の原因です。
- 社内の確認で、投稿の角が取れる:確認のたびに無難な表現に直り、どこの会社でも言える投稿になりやすい。担当者の力不足ではなく、仕組みの問題です。状態2の原因です。
- プロフィールが会社案内のままになっている:社名と住所はあっても、誰のための何の会社で、どこから相談・応募すればいいかが書かれていない。状態3の原因です。
状態を見分けないまま投稿の本数だけを増やしても、詰まっている場所は変わりません。手間をかけて投稿を続けたのに、社内で「効果が無い」と判断されて運用が止まる——これは避けたい事態です。そうなる前に、詰まっている場所を1つに絞ってください。
「それぞれ、どう直す?」——次は状態ごとの直し方を見ていきます。
状態ごとに、担当者がまず直すこと
ほかの仕事と兼務でインスタを任されていると、日々の業務の合間に投稿を作るだけで手一杯で、数字を見て直す時間までは取れない、という状態かもしれません。「そんなことを言われても、直す時間が無い」という声が聞こえてきそうです。大丈夫です。全部を一度に直す必要はありません。今のアカウントが当たる状態の1か所だけを直せば十分です。
状態1(見られていない):見せる相手を1つに決め、届く形で出す
「誰に見てほしいか」を1つの言葉で書き出してください。たとえば採用が目的なら「地元で働いていて、転職を考え始めた製造業の経験者」のように、仕事・場所・状況まで決めます。相手が決まると、何を投稿しないかも決まります。
新しい人に届けたいなら、リール(縦型の短い動画)で出します。Instagramの公式ブログでは、フィード・ストーリーズ・リール・発見タブなど、表示される場所ごとに別の仕組みで並び順を決めていると説明されており、リールはフォローしていない人にも届く場所です。
あわせて、おすすめに表示される対象になっているかも確かめてください。プロアカウント(ビジネス・クリエイター)なら、設定のアカウントのステータスから確認できます。
状態2(反応がない):会社の言いたいことから、相手の知りたいことへ
投稿を作る前に、「決めた相手が、この投稿を保存するか、誰かに送るか」を1回だけ考えてください。新商品が出ました、出展します、ではなく、選び方、失敗しない方法、働く人の本音のように、相手が知りたいことを中心にします。動画の上手さより、最初の数秒で「自分の話だ」と思ってもらえるかが大事だと弊社は考えています。
状態3(成果につながらない):プロフィールと導線を整える
投稿を見て興味を持った人は、プロフィールを開きます。そこで次の3つが分かるようにしてください。
- 誰のための、何の会社か(1行で)
- フォローすると何が得られるか
- どこから相談・予約・応募をすればいいか(リンク、DMで受け付けるか、ハイライトに案内をまとめるか)
投稿の最後にも、「相談はプロフィールのリンクから」「応募の質問はDMで」と、次の行動を1つだけ書きます。行き先が1つに決まっていると、迷わず進めます。
投稿回数・ハッシュタグ・投稿時間は、どの状態を直した後でも調整できる補助だと弊社は考えています。フォロワー数の代わりに何の数字を社内で報告するかは、毎日投稿でもフォロワーが増えない会社へ|見る数字の変え方でまとめています。
「頼むとしたら?」——次はDP-GUILDの考え方と根拠を見ていきます。
DP-GUILDの考え方と根拠
DP-GUILDは、SNSの投稿を作って終わりにせず、「誰に・何を見せるか」の判断を会社の方と一緒にする伴走型でSNS運用を引き受けています。投稿の前に、経営の課題(集客なのか、採用なのか)から考え、プロフィールから問い合わせまでの道筋も整えます。やり取りは打ち合わせではなく文章が基本で、必要な時だけオンラインで行います。
この考え方の根拠は、次の実績です。
- 過疎地域の訪問看護の採用SNSを、広告を使わず(完全オーガニック)で運用し、6万回以上見られました。Instagramを見た人からDMが来て、採用が決まりました。
- ショート動画を1,000本以上制作しています。
- グループのInstagramで、合計約30万フォロワーがあります。
- 代表が最初に伸ばした自社のアカウントは、100投稿で約1万フォロワーでした。ここが弊社の出発点です。
滋賀のように商圏が限られる地域の会社では、全国の人に広く見られても、来店や応募につながらないことがあります。弊社は、見られる数の大きさより、近くにいる「見せたい相手」に届き、その人が次の行動に進めているかを先に見るべきだと考えています。採用でのSNSの使い方は、採用にSNSは効果的か?でも書いています。
「向かない場合は?」——次は弊社の支援が向かない場合を見ていきます。
万能ではありません(向かない場合)
弊社の支援は万能ではありません。たとえば、広告費をかけずに来月の問い合わせだけを大きく増やしたい、というような短期の目標には向きません。直してから結果が数字に出るまでには、数か月かかることがあります。また、見られる数が増えても、商品やサービス、受け入れの体制が整っていなければ、問い合わせや採用にはつながりません。その場合は、SNSより先に直すことがあるかもしれません。
「投稿しているのに見られる数が増えない」「何が悪いのか分からない」という状態でも、相談していただいて大丈夫です。無料相談では、今のアカウントが3つのどの「伸びない」に当たるかを一緒に整理します。相談だけで終わっても構いません。売り込みはしません。無料相談のお申し込みはこちらからどうぞ。
この情報は2026年11月時点のものです。Instagramの仕組みや画面の表示は変わることがあるため、最新の情報もあわせて確認してください。
