DP-GUILDブログ

LP制作の流れ|依頼から公開後まで、渡す物と広告との境目

集客・マーケ戦略石井 勇多

この記事の要点

  • 弊社は、LP制作を頼む流れを、依頼の前から公開の後までの6段で考えます。
  • 制作会社が手を動かすのは主に3〜5の段で、1・2・6の段は頼む側が動かないと進みません。
  • 人をどこから呼ぶかを相談の段で伝えると、計測タグや狙う言葉など、頼む範囲がはっきりします。
  • 広告の出稿と運用は、LP制作とは別の仕事です。広告の会社が別なら、書面とタグの2か所で受け渡しをそろえます。

SNS・Web・DXのお困りごと、まずは相談してみませんか?

無料相談はこちら

初版: 2026-11

更新: 2026-11

広告や検索で訪れた人の着地点になる1枚のページ、LPの制作を社外へ出すことにした。ただ、こちらは何をいつ用意するのか、広告を出す会社とはどこで話を分けるのか、見当がつかない。本記事は、LPの発注を控えた会社の社長と、その窓口を務める方に向けて、依頼の前から公開した後までを6つの段に区切り、それぞれの段で発注側が決める事柄と、相手へ渡す物を並べました。ページの中身の作り方(構成や最初の画面の言葉)はほかの記事に任せ、ここでは受け渡しと、広告とLPの仕事が分かれる所に絞ります。

「うちの場合、どの段から頼めばよいのか」で迷ったら、無料相談に今の状況をそのまま書いてお送りください。お話を伺うだけで終わっても差し支えなく、こちらから営業の連絡を重ねることもしません。

LP制作の流れ:依頼の前から公開の後までの6段

LP制作を、依頼の前・相談とお見積り・作る物の合意・制作・公開の前・公開の後の6つの段で示し、各段で頼む側が決めることを添え、公開の前後に並ぶ広告の出稿と運用はLP制作とは別の仕事として分けた図

LPは1枚のページですが、頼んでから人が申し込むまでには、作る会社だけでは決められないことがいくつも挟まります。弊社は、頼む側の目線で、流れを次の6段に分けています。

  1. 依頼の前:社内で、最後に決める人と、何を1件と数えるかを決める
  2. 相談とお見積り:どこから人を呼ぶかを伝え、頼む範囲をはっきりさせる
  3. 作る物の合意:ページの相手・伝える中身・読み終えた人にしてほしい1つの行動を、書面で確かめる
  4. 制作:構成・文章・デザイン・組み上げの間に、材料を渡し、確認を返す
  5. 公開の前:申し込みの届き先・数える仕組み・置くURLを決める
  6. 公開の後:ページを直す人と、広告を回す人を分けて動かす

制作会社が手を動かすのは、主に3〜5の段です。1・2・6の段は、頼む側が動かないと先へ進みません。さらに、広告から人を呼ぶ場合は、2・5・6の段で広告の仕事が入り込んできます。この境目は、後の節で表にまとめました。LPそのものの役割や、成果が出る条件から確かめたい方は、LPの基本の記事を先にお読みください。

「声をかける前の準備は?」——次は1つ目の段を見ます。

段1 依頼の前:最後に決める人と、1件の数え方を社内で決める

声をかける前にそろえる物は、ほんの少しです。ただ、次の2つは社内で固めてから依頼してほしいと弊社は思っています。

「これで出す」と言う人を1人にする

LPの確認は、作る物の書面・文章・デザイン・公開前と、何度か回ってきます。確かめる人が多いと言うことがばらばらになり、作る側はどの声に従うかを選べなくなります。社長ご自身が決めるのか、担当の方に任せるのかを、最初に制作会社へ伝えておきます。

何が起きたら「1件」と数えるか

問い合わせの送信か、予約か、購入か。ここが決まると、ページの最後に置く申し込みの形も、公開の前に入れる数える仕組みも決まります。誰に何を伝えるかといった中身の決め方は、作る前に決める3つを扱った記事にまとめています。

商品はあるのに、向ける相手がまだ定まらない。そんな段階でも依頼はできます。その時は、次の段で「決める所から頼みたい」と伝えれば足ります。

「最初の相談では、何を話せばいい?」——次は相談とお見積りの段です。

段2 相談とお見積り:人を呼ぶ道を伝えると、頼む範囲が決まる

最初の相談で伝えたいのは、何を売りたいか、誰に届けたいか、手元にある物(原稿・写真・今のサイト)の3つです。弊社は、これに加えて「そのページに、どこから人を呼ぶつもりか」を毎回伺います。

人を呼ぶ道によって、制作の中に入る作業が変わるからです。広告経由で集めるなら、問い合わせや購入の件数を広告の管理画面に返す計測タグを置くかどうかが話に上がります。検索経由なら、1枚に1つの言葉を選んで中身を合わせる作業が足されます。今のお客様にメールやLINEで案内するだけなら、どちらも不要で済む場合があります。呼ぶ道が未定なら、未定とそのまま伝えてください。決まっていないこと自体が、見積もりの前に話し合う材料になります。

見積書が手元に来たら、合計の数字より先に、含まれる作業と含まれない作業を読みます。弊社が引き受けるLP制作でも、写真や動画の撮影、広告を出して回すこと、公開した後に数字を追って手を入れ続けることは、制作とは別のお話にしています。他社の見積書でも、この3つがどこに書かれているかは確かめておくと、後で慌てずに済みます。見積書のほかの読み所は、見積もりの比べ方を扱った記事にまとめました。

「頼む会社が決まったら、すぐ作り始める?」——次は作る物を合わせる段です。

段3 作る物の合意:書面を、広告の言葉と並べて読む

依頼先が決まった段階で、制作に入るより先に、ページの相手・伝える中身・読み終えた人にしてほしい1つの行動を書面で突き合わせます。この中身を文章で示し、お客様の了承の後に手を動かすのが、DP-GUILDの順番です。

頼む側が書面で見る所は、次の3つです。

  • 相手:社内で思い描いていたお客様とずれていないか
  • 伝えること:1つに絞れているか。社外に出せない数字や、載せる許しの無い事例が混ざっていないか
  • してもらうこと:段1で決めた「1件」と同じになっているか

広告を出す予定があるなら、この書面を、広告を担当する人(社内の方でも、広告の会社でも)にも見てもらいます。広告の文で言ったことと、LPの最初の画面で言うことが食い違うと、来た人は別の話のページに着いたと感じます。弊社は、広告とLPを別々の会社に頼む場合、この段で一度言葉をそろえておくと、公開後の手戻りを抑えられると考えます。

「制作の間、発注側の出番は?」——次は制作の段です。

段4 制作:材料の渡し方と、確認の返し方

構成・文章・デザイン・組み上げが進む間、頼む側の出番は「材料を渡す」と「確認を返す」の2つです。

この表で分かること:制作の途中で頼む側が渡す物と、渡す時に気をつけたい所

頼む側が渡す物

渡す時に気をつけたい所

お客様の言葉(よく聞かれる質問・問い合わせのメール・断られた理由)

社内の言い回しに直さず、そのまま渡す。見出しの材料として、そのまま使えることがある

載せてよい数字・お客様の声・事例

お客様から載せる許しが取れているかを、渡す前に確かめる

ロゴ・写真

無ければ「無い」と伝える。イラストや図で組む方法もある

商品の条件(価格の書き方・申し込みの条件・取り消しの扱い)

ページに載せる通りの文で渡す。後から変わると、文章とデザインの両方を直すことになる

確認は、段1で決めた1人がまとめて返します。何人かが別々に直しを送ると、作る側はどちらに合わせるかで手が止まります。直してほしい所は「どこを、どう変えたいか、なぜか」を1か所ずつ書くと、行き違いが減ります。

健康や美容に関わる商品や、価格・実績をうたう表現は、景品表示法や薬機法などの決まりに触れないかを見ておかなければなりません。文章を書く段では弊社も注意しますが、公開してよいかの最後の判断は、商品をいちばんよく知るお客様にしていただく形です。

「できあがったら、すぐ公開していい?」——次は公開の前の段です。

段5 公開の前:申し込みの届き先・数える仕組み・置くURL

ページができあがっても、次の3つに答えが出ないうちは公開に進めません。ここは作る会社だけでは決めきれず、頼む側の答えが要る所です。

申し込みは、誰のどのアドレスに届くか

フォームから送られた中身を受け取るメールアドレスと、送った人に自動で返す文面を決めます。公開の前に、試しに1回送ってみて、受け取る側に本当に届くかまで確かめます。

何で数えるか(広告から呼ぶ場合)

Google 広告のヘルプでは、ウェブサイトでの申し込みを数えるには、広告の管理画面で作られるタグをサイトに置く手順が案内されています。タグは広告の管理画面から出てくるため、広告を持つ側(社内か広告の会社)と、ページを作る側の両方が関わります。どちらがタグを用意し、どちらがページに入れるかを、この段までに決めておきます。

どのURLに置くか

今のサイトの中に置くか、新しく住所(ドメイン)を用意するかを決めます。今のサイトの中に置くなら、そのサイトやドメインを管理している人の名前と連絡先が要ります。社内で誰が持っているか分からない場合は、相談の段で一言伝えてください。調べる時間を先に取っておけます。

広告を出し始める順番にも気をつけます。Google 広告のポリシーでは、正しく開かないページや、準備中とだけ出ているページは、広告のリンク先として認められていません。ページが公開され、スマホでもパソコンでも表示されることを確かめてから、広告を動かす順にします。

届き先や数える仕組みを決めないまま広告を走らせると、広告費を払い、申し込みも来ているのに、何件来たのかを誰も数えられないまま、ということが起こりえます。お金を払ったのに、続けるかやめるかを決める手がかりが何も無い。そうなる前に、この段で決めておきます。

「公開したら、制作会社とはそこまで?」——次は公開の後の段です。

段6 公開の後:ページを直す人と、広告を回す人を分ける

公開した後は、来た人の数と申し込みの数を見て、ページか広告のどちらかに手を入れていきます。このとき要になるのは、どちらに手を入れるかを判断する人と、実際に直す人の名前を、公開より前に挙げておくことです。

弊社は、来る人そのものが少ないなら広告や呼ぶ道の側を、来ているのに申し込みが無いならページの側を疑う、という分け方で見ています。前者は広告を回す人の仕事、後者はページを直す人の仕事です。同じ数字を見ても、担当が決まっていないと、どちらも手を出さないまま月日が過ぎます。

ページを直す人を誰にするかは、公開後、社内の手で文章を書き換えられる形にするかどうかで変わります。管理画面から書き換えられる形なら社内で、そうでなければ制作会社への依頼になります。弊社では、この形にするかどうかをお見積りの時に決めています。数字の読み方は申し込みの率の読み方をまとめた記事、2案を並べて比べる方法は2案を比べるやり方の記事で扱っています。

「広告とLPの仕事は、結局どこで分かれる?」——次は境目を表で確かめます。

LP制作と広告の運用は、どこで分かれるか

ここまでの段に、広告の仕事が何度か顔を出しました。LPの制作と広告の運用は、隣り合っていても別の仕事です。弊社の範囲を例に、どこで分かれるかを並べます。

この表で分かること:LPと広告に関わる仕事ごとに、弊社のLP制作に入るか入らないかと、そのために頼む側が決めておくこと

LPと広告に関わる仕事

弊社のLP制作に入るか

頼む側が決めること

誰に何を伝えるページかを決めて、書面にする

入る

書面を読み、広告の担当にも見てもらう

構成・文章・デザイン・組み上げ・申し込みのフォーム

入る

材料を渡し、確認を1人でまとめて返す

検索から呼ぶ場合の、狙う言葉の整理

入る

検索でどの言葉から来てほしいか

申し込みを数える計測タグをページに置く

お見積りの時に、入れるかを決める

タグを出す広告の管理画面を、誰が持っているか

広告の文や画像を作って出し、予算や配信を日々調整する

入らない

社内で回すか、広告の会社に頼むか

公開後に数字を追って手を入れ続ける作業

入らない(必要な時は別にご相談)

誰が、いつ数字を見るか

写真・動画の撮影

入らない(必要な時は別にご相談)

撮るか、写真なしで組むか

広告を使うなら、広告を回す人は制作とは別にお決めいただきます。社内で回すのか、広告の会社に頼むのかは、どちらでも流れは組めます。弊社が勧めるのは、広告の会社とLPの制作会社が別になる場合、段3の書面と段5のタグの受け渡しの2か所だけは、両社が同じ物を見る形にすることです。この2か所がそろっていれば、会社が分かれていても、言葉の食い違いと数え漏れは防ぎやすくなります。

「弊社に任せたら、どの順で進む?」——次はそこを確かめます。

DP-GUILDに任せた時の進み方と、LPで片づかない場合

弊社の段取りは、ヒアリング、お見積り、作る物の合意、制作、ご確認と公開の5つです。ヒアリングの形は、画面越しで30分話す形と、文章だけのやり取りから選べます。話す場を設けるのは最初のヒアリングだけで、その後は書面や出来上がったページをお送りし、文章でお返事をいただきます。ヒアリングと、金額を示した見積書の作成は無料です。

売り方が固まる前の段から任された件もあります。1件目はリハビリ施設で、お声がけの時点ではサイトを持たず、問い合わせも入っていない状態でした。弊社は、どのような人が、どんな状態になれば欲しいと思うかを考えることから始め、白紙からデザインしたLPを納めました。MCTオイルの件では、使える写真がほとんど手元に無く、イラストはすべて自作です。商品の良さを伝えるLPと、その場で購入まで済むShopifyのお店を組み合わせ、1つの形に仕上げました。

とはいえ、LPに頼れない場面もあり、万能な手ではありません。呼び込む手段がまだ無く、広告にもお金を回さないまま、ほんの数か月のうちに、問い合わせの件数を上向かせたいとお考えなら、ページを1枚用意しても届きません。会社のことを広く知ってほしいのが目的なら、LPよりホームページの方が合います(HPとLPの違いの記事)。その場合は、ページを作る話の前に、何が要るのかを一緒に見直します。

弊社の拠点は滋賀の甲賀市にあります。やり取りの中心が文章のため、県外の会社とも同じ手順で進められます。

FAQ

Q. LP制作の流れの中で、発注側の手がいちばん要るのはどの段ですか

段4の材料集めと、段5の届き先・置くURLの決定が、発注側にとって重い段だと弊社はとらえています。この2つは、社内の誰かに確かめないと答えが出ないためです。相談の段で、誰が答えるかだけでも決めておくと、進み方に差が出ます。

Q. 広告の会社とLPの制作会社は、同じ会社にした方がよいですか

別の会社でも進められると、弊社はみています。条件は、作る物の書面と、申し込みを数えるタグの受け渡しの2か所を、両社が同じ物を見て決めることです。広告を出して回す作業は弊社のLP制作の外にあるため、社内か広告の会社でお持ちいただく形になります。

Q. 原稿や写真が無くても、この流れで頼めますか

頼めます。文章は弊社で書き、写真が足りなければイラストや図で補います。商品はあっても、向ける相手や伝える中身がまだ決まっていない段階なら、作る物を決めるところから担当します。

Q. 公開した後の直しも頼めますか

公開の日から30日の間に出た不具合は、無料で直します。数字を追って手を入れ続ける作業は、制作とは別のご相談です。社内で文章を書き換えられる形にするかどうかは、お見積りの時に決めます。

「どの段から任せればいいのか決められない」「広告の会社との分け方に迷う」というところからのご相談も歓迎です。今の状況を書いていただければ、整理するところからご一緒します。

自社の状況に合わせて整理したい場合は、お問い合わせフォームから無料相談をお申し込みください。相談は無料で、やり取りは文章が基本です。売り込みはしません。先に資料で中身を確かめたい方は、LP制作の資料をお受け取りいただけます。

この情報は2026年11月時点のものです。

関連記事

よくある質問

LP制作の流れの中で、発注側の手がいちばん要るのはどの段ですか
段4の材料集めと、段5の届き先・置くURLの決定が、発注側にとって重い段だと弊社はとらえています。この2つは、社内の誰かに確かめないと答えが出ないためです。相談の段で、誰が答えるかだけでも決めておくと、進み方に差が出ます。
広告の会社とLPの制作会社は、同じ会社にした方がよいですか
別の会社でも進められると、弊社はみています。条件は、作る物の書面と、申し込みを数えるタグの受け渡しの2か所を、両社が同じ物を見て決めることです。広告を出して回す作業は弊社のLP制作の外にあるため、社内か広告の会社でお持ちいただく形になります。
原稿や写真が無くても、この流れで頼めますか
頼めます。文章は弊社で書き、写真が足りなければイラストや図で補います。商品はあっても、向ける相手や伝える中身がまだ決まっていない段階なら、作る物を決めるところから担当します。
公開した後の直しも頼めますか
公開の日から30日の間に出た不具合は、無料で直します。数字を追って手を入れ続ける作業は、制作とは別のご相談です。社内で文章を書き換えられる形にするかどうかは、お見積りの時に決めます。

お困りごとはありませんか?

「何から手をつければいいかわからない」という状態でも大丈夫です。
まずはお気軽にご相談ください。

「集客・マーケ戦略」のほかの記事

← ブログの一覧へ