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整骨院のホームページ集客|書いてよい事と予約までの順番

医療・治療院の集患石井 勇多

この記事の要点

  • 整骨院の広告は柔道整復師法第24条で書ける事項が限られ、技能・施術方法・経歴にわたる内容は広告にできない
  • 厚生労働省の指針(令和7年2月)では、院のウェブサイトは原則として法の広告規制の外だが、虚偽・誇大・比較優良などは掲載すべきでないとされる
  • サイトは看板で書けない判断材料を渡す場所とし、担当する人→来院した日の進み方→医療機関をすすめる場面→料金→地図と受付→予約の方法の順に組む
  • 検索連動の広告は、指針で広告にあたる例に挙がる。弊社は、費用を払うポータルや院名で来院を呼びかけるSNS投稿も広告として扱い、広告できる事項の中で作ることをすすめる
  • 予約が伸びない時は、新しく来る人・通い続ける人・紹介で来る人のどこで止まるかを先に分ける。後ろの2つはサイトでは動きにくいと弊社は考える

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初版: 2026-11

更新: 2026-11

「院のサイトは用意したのに、そこから予約が入っている感じがしない」「看板に書けないと言われた事を、サイトになら書けるのかが分からない」——ホームページで新しい患者さんを呼ぼうとする整骨院・接骨院の院長がつまずきやすいのは、この2つの所だと弊社は考えます。集客の方法を並べた解説は多い一方、整骨院だけにかかる法律の線から順に説明したものは、弊社が見た範囲では多くありません。

ここでは、①柔道整復師法と厚生労働省の指針から見た、サイトと看板・チラシ・ネット広告の扱いの違い、②サイトに載せる物と載せない物、③マップで院を知った人が予約を入れるまでのページの並び、の3つを順に見ます。読んだ後に、自院のサイトで直す所を決められるよう組み立てています。「今の書き方で大丈夫か」が気になるなら、無料の相談をご利用ください。相談だけで終えても構いませんし、こちらから契約を急かすこともしません。

整骨院のホームページは、看板やチラシと決まりが違う

看板・チラシ・ネット広告には柔道整復師法の広告できる事項だけを、技能・施術方法・経歴にわたらない形で載せ、院のサイトは原則として広告規制の対象外だが指針が示す中身に沿って、掲載すべきでない内容を外し施術前後の写真は載せない方をすすめ、迷えば保健所に尋ね、サイトの文を看板・チラシ・ネット広告にそのまま持ち出さない、という図

まず知っておきたいのは、整骨院(接骨院)の広告には、法律が決めた「書いてよい事項」の一覧があることです。柔道整復師法第24条は、柔道整復の業務や施術所について、誰であっても、文書でもそれ以外の方法でも、決められた事項を除いて広告をしてはならないと定めています。決められた事項は次の4つです。

  • 柔道整復師である旨、その氏名と住所
  • 施術所の名称、電話番号、所在の場所
  • 施術日、施術時間
  • そのほか厚生労働大臣が指定する事項(「ほねつぎ」「接骨」の表示、予約に基づく施術、休日・夜間の施術、出張による施術、駐車設備、療養費の支給申請ができる旨 など。脱臼・骨折の施術にかかる申請は、医師の同意が要ることをはっきり書く場合に限られます)

同じ条の第2項は、これらを広告する時も、柔道整復師の技能・施術方法・経歴にわたる内容にしてはならないとしています。

では、院のサイトにも同じ一覧がかかるのでしょうか。厚生労働省の指針(医政発0218第1号「あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業、きゅう業若しくは柔道整復業又はこれらの施術所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針」、令和7年2月18日)は、広告かどうかを、①院へ人を呼ぶ意図があるか(誘引性)、②施術者や院の名前が特定できるか(特定性)、③一般の人の目にふれる状態か(認知性)の3つが全部そろうかで見るとしています。そして、施術所のウェブサイトは、見る人が自分から検索やURLの入力をして開く物であるため、原則として法律の広告規制の対象にはならない、という扱いです。

とはいえ、自由に書けるという意味ではありません。指針はウェブサイトの中身のあるべき姿も定め、関係団体などによる自主的な取組を促しています。弊社は、院のサイトもこの中身に沿って書くことをすすめます。さらに、バナー広告や検索に連動して出る広告など3つの条件がそろう物は広告にあたり、景品表示法をはじめ他の法律もそれとは別にかかります。この節の法律と指針は、2026年11月5日に厚生労働省の公表資料で確認しました。

看板やチラシでよく見る「各種保険取扱い」「交通事故取扱い」「労災保険取扱い」も、広告できる事項に含まれないとして、水戸市が注意を促しています(水戸市「あはき・柔整に関する広告について」、2026年11月5日確認)。

この扱いの違いから、弊社は整骨院のサイトを「看板では書けない説明を、自分から調べに来た人へ手渡す場所」と考えています。逆に言えば、サイトの文章を看板・チラシ・ネット広告へそのまま持ち出すと、広告できる事項からはみ出します。媒体ごとに使う文を分けておくのが、最初の一歩です。「では、サイトには何を書いて、何を書かない?」——次は、書く物と書かない物の線です。

サイトに書く物・書かない物の線

サイトは法律の一覧にしばられにくい分、どこまで書くかは院長が自分で決めることになります。下の表は、指針がウェブサイトに掲載すべきでないとしている内容を、整骨院のサイトで目にしやすい書き方に置き換え、代わりに置く物と並べました。表に当てはまらない書き方でも判断に迷えば、院のある地域の保健所に尋ねるのが確実です。

避けたい表現

指針での扱い

代わりに置く物

「痛みがなくなる」「〇〇が治る」と結果を言い切る文

事実と異なる・大げさな内容(虚偽・誇大)にあたり、掲載すべきでない

来院した日に、まず体のどこを確かめ、どこまでを院で受け持つか

「口コミ1位」「地域で一番」など、他院より上だと思わせる言い方

他より優れていると誤解させる内容(比較優良)にあたり、掲載すべきでない

院の考え方、施術者が持つ資格と顔写真

加工や撮り方の工夫をした施術前後の写真、院に都合のよい感想だけを集めた体験談

大げさな内容(誇大)にあたり、掲載すべきでない

院の入口・受付・施術を受ける部屋の写真

「放っておくと悪化する」と受診を急がせる文、安さを大きく打ち出す見せ方

受療をあおる内容や、費用を過度に強調する内容にあたり、掲載すべきでない

料金を、初回と2回目からに分けて条件とともに書く

表の「指針での扱い」は、前の節で挙げた厚生労働省の指針によります(2026年11月5日確認)。結果をうたう表示は、景品表示法でも、裏付けの資料を求められて出せなければ問題になります。加工していない写真でも、施術を受ける前と後で見比べる形にすると効果をほのめかすため、弊社は施術前後の写真そのものを載せない方をすすめます。

その一方で、サイトでこそ伝えたいのは、看板の数行では足りない「この院に体を預けて平気か」を決める材料です。誰が施術を担当し、来院した日はどう進み、どういう時に病院や診療所へ行くようすすめるのか。代表が理学療法士として病院とスポーツクリニックで働いていた経験から、弊社は、体を扱う専門家こそ「院で受け持たない場面」を先に言葉にしておくと、はじめて来る人の安心材料になると考えます。

この線を決めないまま、結果をうたう見出しで人を集めると、景品表示法で裏付けを求められた時に示せる資料が無く、来てくれた患者さんの信用まで失いかねません。サイトの文を看板やネット広告にそのまま流していれば、柔道整復師法の広告の決まりにもかかります。直す時には全ページを書き換えることになり、院にとっては大きな損です。「線は決まった。では、どの順に並べる?」——次は、予約まで迷わせないページの順番です。

予約まで迷わせないページの順番

マップや検索で院を見つけた人のために、Googleビジネスプロフィールとサイトの院名・所在地・電話番号・受付時間を一致させ、開いてすぐの画面に院の名前・場所・受付時間・予約の方法を出し、担当する人・来院した日の進み方・病院や診療所をすすめる場面・料金・地図と受付の曜日と駐車場で行って平気かを確かめてもらい、最後にもう一度予約の方法を置く、という図

弊社は、整骨院のサイトを開く人は、マップや検索で院を見つけた後に「ここに行って平気か」を確かめに来ている、と見ています。そう考えると、ページの仕事は、行くのをためらう理由を上から1つずつ取り除くことです。おすすめは、次の7段の順番です。

  1. 開いてすぐの画面:院の名前、場所(最寄り駅や目印)、受付時間、予約の方法。スマホで開いた時、ここまでが指でずらさずに見えるようにします。
  2. 担当する人:院長や施術者の名前、柔道整復師であること、顔写真。
  3. 来院した日の進み方:受付から、話を聞く、施術、終わった後の説明までの順と、かかる時間の目安。持ってくる物や服装。
  4. 病院や診療所をすすめる場面:院で受け持たないことや、医療機関にかかってほしい時の考え方。
  5. 料金:初回と2回目から。健康保険を使う場合の考え方も、誤解のない言葉で書きます。
  6. 地図と受付の曜日・駐車場:休診日、夜や土日の受付、停められる台数。
  7. 予約の方法(ページの最後にもう一度):電話かWeb予約かLINEか、院で確実に受けられる方法に絞り、どのページの終わりからも同じ所へ行けるようにします。

もう1つ欠かせないのが、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに表示される院の情報)とサイトの記載を一致させることです。院名・所在地・電話番号・受付時間のどれかが食い違うと、見つけた人はその場で迷ってしまいます。そこで弊社は、サイトに手を入れるたびに、マップ側も同じ内容になっているかを照らすようすすめています。

電話番号は、押せばスマホからすぐ発信できる形にしておきます。予約の方法を何通りも並べるより、確実に応じられる方法に絞った方が、見る人は迷いません。「順番を整えても予約が伸びなければ?」——次は、流れが止まっている所を見分ける方法です。

予約が伸びない時は、流れが止まっている所を分けて見る

Googleビジネスプロフィールの管理画面・サイトのアクセス解析・受付での一言で、止まっている流れを見分け、新しく来る人が目にとまっていなければGoogleビジネスプロフィールの記載とページの題と説明文を、開かれているのに予約しなければ順番と予約の方法を直し、通い続ける人は施術後の説明と次回の約束の取り方、紹介されて来る人は院の中での伝え方というサイトを変えても動きにくい所で、止まっている所を見ないまま作り直さない、という図

ページを整えても予約が伸びない時、弊社は、患者さんの流れを「新しく来る人」「通い続ける人」「人から紹介されて来る人」の3つに分けて、止まっている所を確かめてから手を打つようすすめています。サイトが受け持てるのは、このうち新しく来る人の一部だからです。

  • 新しく来る人/目にとまっていない:マップや検索で、院の情報やページがほとんど表示されていない。手を入れるのは、Googleビジネスプロフィールの記載や、ページの題と説明文です。
  • 新しく来る人/開かれているのに予約しない:ページは見られているのに、電話や予約まで進まない。手を入れるのは、前の節の順番と、予約の方法の分かりやすさです。
  • 通い続ける人:1回目の後が続かない。施術後の説明や、次回の約束の取り方の問題で、サイトを変えても動きにくい所です。
  • 紹介されて来る人:通っている人の家族や知人に話が届いていない。院の中での伝え方の問題です。

見分けるのに、新しい仕組みはいりません。Googleビジネスプロフィールの管理画面では、院の情報が表示された回数、そこからサイトへ移った回数、電話がかかった回数などが分かります。サイトのアクセス解析と並べれば、「目にとまっていない」のか「開かれているのに進まない」のかが分かれます。新しく来た人に、受付で「どこで院を知ったか」を一言たずねておくのも手軽です。

止まっている所を見ないまま作り直すと、費用をかけても予約の数は動かない、という結果になりかねません。「広告やSNSから人を呼ぶ時は?」——次は、ネット広告やSNSとのつなぎ方です。

ネット広告・ポータル・SNSからサイトへ人を送る時の注意

サイトそのものが原則として規制の外でも、そこへ人を呼ぶ入口は話が別です。指針の3つの条件(誘引性・特定性・認知性)がそろう物は広告になり、柔道整復師法の広告できる事項の中で作らなければなりません。

  • 検索に連動して出る広告やバナー広告:指針で、条件がそろえば広告になる例として挙げられています。広告の文には、結果や施術方法をうたう言葉を入れません。
  • 費用を払って載せる紹介サイト(ポータル):院がお金を出して載せる場合、院へ人を呼ぶ意図があると見られやすいため、弊社は広告として扱っておくのが安全と考えます。
  • SNSの投稿:院名が分かり、誰でも見られる投稿で来院を呼びかければ、3つの条件がそろうと見られかねません。そこで弊社は、院を案内する投稿は広告できる事項の中で組み、詳しい説明はサイトに任せる分け方をすすめています。

入口では短く知らせ、詳しい話はサイトで読んでもらう。役割をこう分けておけば、媒体ごとに文を書き分ける手間も減ります。「それなら、サイトだけで足りる?」——次は、サイトでは動かせない所を確かめます。

サイトは万能ではない

はっきり言うと、弊社は、サイトを整えるだけで予約が増え続けるとは見ていません。サイトが働くのは、院を見つけた人が「行こうか」と決めるその時です。1回目の後が続かない、紹介が広がらない、という悩みの元は、施術後の説明や院の中での声のかけ方にあり、ページを変えても解決しません。院の場所が分かりにくい、受付時間が合わない、といった事情も、文章では変えられません。止まっている所がサイトの外にあると分かれば、作る範囲を絞ったり、作り直しを見送ったりする方が、院のためになる場合もあります。「では、自院はどこから見る?」——次は、院長が最初に確かめたい点をまとめます。

院長が最初に確かめたい5つの点

今のサイトについて、上から順に見てください。どこでつまずくかで、手を入れる場所が決まります。

  • 媒体ごとの使い分け:看板・チラシ・ネット広告に、サイト向けの説明や「各種保険取扱い」などの言葉が入っていませんか。
  • サイトの言葉:結果を言い切る文、他院より上だと思わせる言い方、施術前後を並べた写真が残っていないでしょうか。
  • 順番:担当する人、来院した日の進み方、料金を、予約の方法より先に読めますか。スマホで開いてすぐの画面に、院名・場所・受付時間・予約の方法が出ていますか。
  • マップとの一致:Googleビジネスプロフィールとサイトで、院名・所在地・電話番号・受付時間が同じですか。
  • 止まっている所:伸びないのは、新しく来る人(目にとまっていない/開かれているのに予約しない)、通い続ける人、紹介されて来る人のどこですか。

作り直しを決める前に、この5つで止まっている所を見つける。これが弊社のおすすめです。言葉と順番を直すだけで済む院もあれば、はじめから作った方が早い院もあります。

DP-GUILDは、代表が理学療法士として病院とスポーツクリニックで働いたあと、運動・食事・メンタルまで含めて体をみる店を自分で開業した経験から、体の専門家としての言葉と、広告としての言葉の境目を、院長の立場に立って考えられる点を強みとしています。リハビリ施設のLPも、売りたいサービスの組み立てから考え、デザインを一から仕上げました。ご依頼いただく場合は、ご契約より前に、作るページを一覧にし、見積りに含めないものと一緒にお見せします。この段階までは費用は発生しません。お話はオンライン30分程度、または文章でうかがい、打ち合わせの時間を別に取っていただく必要はありません。法令にかかわる表現は、最後に院長にも目を通していただきます。

「今のサイトの書き方を見てほしい」「作り直すか、手直しで済むかを決めかねている」という時点でも大丈夫です。滋賀に拠点を置く弊社が、止まっている所の見極めから伴走します。お問い合わせはこちら(相談は無料)から、相談だけでもどうぞ。売り込みはしません。制作の流れはホームページ制作のサービスのページにまとめています。

この情報は2026年11月時点のものです。指針や自治体の運用は、この先見直されることがあります。判断に迷う表現は、院のある地域を受け持つ保健所に確かめてください。

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DP-GUILDは、医療現場(理学療法士)出身の視点で、整骨院・訪問看護・訪問リハ等の“集患・稼働率”を支援するパートナー。

よくある質問

整骨院のホームページにも、看板と同じ広告の決まりは当てはまりますか?
厚生労働省の指針(令和7年2月)では、施術所のウェブサイトは、見る人が自分から検索やURLの入力をして開く物なので、原則として柔道整復師法の広告規制の外と整理されています。ただし指針は、結果を言い切る文や他院より上だと思わせる言い方、加工した施術前後の写真などを、ウェブサイトに掲載すべきでない内容として挙げています。景品表示法などは別にかかります。判断に迷えば、院のある地域の保健所に尋ねてください。
サイトに料金を書いて大丈夫ですか?
弊社は書く方をおすすめします。はじめて来る人が行くかどうかを決める材料になるためです。ただ、安さを大きく打ち出す見せ方は、指針で費用を過度に強調する内容とされています。初回と2回目からに分け、条件とともに落ち着いて書くのが無難です。料金は広告できる事項に入っていないため、看板やチラシにそのまま載せるのは避けます。
患者さんの感想は載せられますか?
院に都合のよい感想だけを集めた体験談は、指針で大げさな内容とされます。そのため弊社は、結果を伝える体験談は載せない方をすすめます。院の雰囲気を伝えたいなら、入口や受付、施術を受ける部屋、施術者の顔写真で伝える方が安心です。
作り直せば、患者さんの数は伸びますか?
伸びるとはお約束できません。サイトが働くのは、院を見つけた人が行くかを決める時です。1回目の後が続かない、紹介が広がらないといった悩みは、ページを変えても動きにくい所です。弊社は、作り直しの前に、流れの止まっている所を確かめるよう提案しています。

お困りごとはありませんか?

「何から手をつければいいかわからない」という状態でも大丈夫です。
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