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SNS運用代行会社の選び方|合わない会社を外す7つの質問

集客・マーケ戦略石井 勇多

この記事の要点

  • 弊社は、SNS運用代行会社は知名度や実績の数ではなく、自社の目的に合う範囲を申し込みの前に一覧で示せるかで選ぶと考えます。
  • 聞く前に、目的(何が起きたら成功か)と社内に残す物の2つを決めておくと、各社の答えを同じ物差しで並べられます。
  • 候補には同じ7つの質問を文章で送り、範囲の一覧・追う数字・報告に書く項目・事例の条件・向かない場合・契約後の扱いへの答えを並べます。
  • 外す順は、範囲を出せない会社、追う数字が目的とずれる会社、の順。金額で比べるのは最後です。

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初版: 2026-11

更新: 2026-11

SNS運用代行に頼むことは決めた。けれど検索すると「おすすめ〇選」や会社の一覧がたくさん出てきて、どこに頼めばよいか決めきれない。この記事は、そんな状態で頼む先を比べている会社の経営者・担当者に向けて書いています。

先に結論を書きます。弊社は、頼む先は知名度や実績の数ではなく、「自社の目的に合う作業の範囲を、申し込みの前に一覧で示せるか」で選ぶのがよいと考えます。どの会社にも同じ質問をして答えを並べれば、合わない会社を先に外せます。

この記事では、他社の名前を挙げたおすすめの一覧は作りません。料金の数字も書きません。代わりに、申し込みの前に聞く7つの質問と、返ってきた答えの見分け方、候補を外していく順番をお渡しします。

自社の場合どこを確かめればよいか迷っている方は、無料相談で一緒に整理できます。相談だけでも大丈夫です。売り込みはしません。

有名さや実績の数で選ぶと、外れやすい理由

頼む先を探し始めると、まず目に入るのは、会社の知名度、取引した社数、フォロワーの合計といった大きな数字です。どれも会社の力を表す数字ではありますが、「自社の目的に合うか」は表していません。

理由は、SNS運用代行の中身が会社ごとに違うからです。方針から考えて毎月の振り返りまで受け持つ会社もあれば、決まった本数の投稿を作ることに絞った会社もあります。採用のための運用と、通販の売上のための運用では、追う数字も作る投稿も違います。実績の数が多くても、その中に自社と同じ目的の運用が入っているとは限りません。

弊社の見立てでは、選び方のずれは契約の後に表に出てきます。「DMへの返信は入っていなかった」「毎月の報告がフォロワーの数だけだった」「撮影は別だった」。こうしたずれは、申し込みの前に作業の範囲を文章で確かめておけば避けやすくなります。

最低の契約期間が終わってから、目的に少しも近づいていなかったと気づく——これは避けたい事態です。

「では、何を聞けば見分けられる?」——次は、質問の前に決めておくことを見ていきます。

質問の前に、社内で決めておく2つ

各社の答えを比べるには、物差しが要ります。弊社は、質問を送る前に「SNSで何を起こしたいか」と「社内で受け持てる作業はどこまでか」の2つだけ、仮でよいので書き出しておくことをおすすめします。この2つが手元にあれば、7つの質問の答えが自社に合うかを同じ目で読めます。

2つの決め方と、見積もりを頼む時に渡す依頼メモの形は、SNS運用代行の相場はなぜ会社で違う?発注前の見積もりの比べ方にまとめています。

「どんな質問をすればいい?」——次は、申し込みの前に聞く7つの質問を見ていきます。

申し込みの前に聞く7つの質問と、答えの見分け方

候補の会社には、同じ文で質問を送ってください。問い合わせのフォームやメールで送れば、答えが文章で残り、あとで横に並べられます。次の表は、質問ごとに、合う会社が返す答えと、外す合図になる答えを並べたものです。

質問(同じ文で送る)

合う会社の答え

外す合図

1. 最初に何を聞きますか。プランを決める前に、こちらの目的を聞きますか

目的・誰に見てほしいか・社内の体制を先に聞き、そこから範囲とプランを出してくる

目的を聞かずに、決まったプランと本数の説明から始まる

2. 申し込みの前に、御社がやることと、こちらがやることを一覧にして出せますか

企画・撮影・制作・投稿・返信・振り返りのどれを受け持つかを、文章や表で出せる

「お任せください」「契約の後に決めます」で、範囲が文章にならない

3. 成果は何の数字で見ますか

目的に近い数字(DM・問い合わせ・予約・応募、プロフィールを見た数など)を挙げ、フォロワー数との関係も説明する

フォロワー数やいいねの数だけを挙げる。「何か月で何人」と数字を先に約束する

4. 毎月の報告には何が書かれますか。見本か、書く項目の一覧を見せてもらえますか

見本か項目の一覧を出せて、数字から次の月に何を変えるかまで書くと答える

数字の表だけ。何を書くかを説明できない

5. こちらと近い目的の事例で、何を担当し、どんな条件(広告の有無・期間)で、何が起きましたか

担当した作業と条件まで説明でき、お客様の名前など言えないことは言えないと答える

数字だけで条件を言わない。広告を使ったかどうかがあいまい

6. 御社に頼まないほうがよいのは、どんな場合ですか

向かない場合を、予算・社内の体制・目的などで具体的に言える

「どんな会社でも大丈夫です」と答える

7. 契約が終わった後、アカウント・作った画像や動画・数字の記録はどうなりますか

アカウントは自社の物で、作った物と記録も手元に残ると文章で答える

代行会社の名前で作ったアカウントを使う。終わった後の扱いがあいまい

7つのうち、最初に見てほしいのは2つ目です。範囲を申し込みの前に一覧で出せる会社なら、契約の後に「それは入っていません」が起きにくいと弊社は考えます。ここが文章にならない会社は、ほかの答えが良くても、候補から外してかまいません。

3つ目と5つ目は、数字の扱いを見る質問です。成果を数字で約束する答えは、一見頼もしく見えます。ただ、SNSの見られ方は、投稿の中身だけでなく、業種・地域・続ける期間・広告を使うかで変わります。条件を言わずに数字だけを出す答えより、条件まで説明する答えのほうが、比べる材料になります。

PR投稿やインフルエンサーへの依頼も頼む予定があるなら、もう1つ聞いてください。「広告であることを、投稿にどう表示しますか」。消費者庁の案内によると、2023年10月1日から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は景品表示法の規制の対象になり、規制を受けるのは広告を出す側の事業者です。代行会社が作った投稿でも、頼んだ自社の問題になります。

「答えが集まったら、どう選ぶ?」——次は、候補を外していく順番を見ていきます。

答えを並べたら、この順で外す

候補のSNS運用代行会社を、範囲の一覧・追う数字・報告と事例・総額の順に確かめて外していく図

答えがそろったら、会社ごとに横に並べ、次の順で候補を減らします。金額で比べるのは最後です。

  1. 範囲の一覧を申し込みの前に出せない会社を外す(質問2)。範囲が分からないままでは、金額を比べても意味がないためです。
  2. 追う数字が自社の目的とずれる会社を外す(質問1・3)。採用が目的なのにフォロワー数しか見ない、といった会社です。
  3. 残った会社で、報告に書く項目と事例の条件を比べる(質問4・5・6)。次の月に何を変えるかまで書く会社、条件まで話せる会社、向かない場合を言える会社を残します。
  4. 最後に、契約が終わるまでに払う総額で比べる(質問7と見積もり)。月の額だけでなく、初期費用・最低の契約期間・別にかかる費用を足した額で並べます。

この順にするのは、金額から見ると、範囲の狭い会社が安く見えて残ってしまうからです。範囲と数字で候補を2〜3社に絞ってから見積もりを頼めば、届く見積もりは同じ範囲どうしになり、金額の差の理由も読めるようになります。

2つ目の段で何を確かめるかは、目的で変わります。目的ごとに、7つの質問に足して聞くことを並べました。

目的

質問に足して確かめること

問い合わせ・来店の予約

見た人が問い合わせや予約に進むまでの道(プロフィール・リンク先・予約の受け口)まで、範囲に入るか

採用

応募やDMへの返事を誰がするか。職場の撮影と、出演する人の承諾をどう扱うか(詳しくはSNS採用代行を検討中の方へ|応募につながる頼み方)

知ってもらう

どの数字で「知られた」と見るか(保存・シェア・プロフィールを見た数など)と、何か月目で見直すか

Instagramの投稿づくりが中心

「1本」の中身(画像の枚数・リールの長さ・本文の有無)をどう数えるか(詳しくはインスタ運用代行の相場を、1投稿の中身で見分ける方法)

「おすすめの一覧や比較の記事は使えないの?」——次は、一覧の記事の使い方を見ていきます。

「おすすめ〇選」や会社の一覧は、候補を集めるのに使う

検索で出てくるおすすめの記事や会社の一覧は、候補を見つけるのには役に立ちます。弊社は、一覧に載る基準は書き手が決めた物(料金を載せているか、得意なSNSは何か など)で、自社の目的と社内の体制に合うかは、一覧だけでは分からないと考えます。

弊社のおすすめは、一覧から目的に近そうな会社を3〜5社選び、この記事の7つの質問を同じ文で送ることです。一覧の順位ではなく、返ってきた答えで選びます。

会社かフリーランス(個人)かで迷う場合も、同じ質問で比べられます。個人に頼む時は、7つに足して、担当の人が休んだ時や続けられなくなった時に投稿がどうなるかを聞いておくと安心です。

近くの会社か、遠くの会社かも迷うところです。弊社は、距離よりも、範囲・報告・確認のやり取りが文章で出てくるかを先に見ることをおすすめします。打ち合わせの回数が多くても、決めたことが文章に残らなければ、あとで食い違いが起きます。滋賀の会社から探したい場合は、滋賀でSNS運用代行を選ぶ方法の記事も参考にしてください。

「DP-GUILDならどう答える?」——次は、7つの質問への弊社の答えを見ていきます。

DP-GUILDなら7つの質問にこう答えます

この記事の質問を、弊社自身に当てはめます。

  • 目的と範囲:プランに当てはめる前に、目的・誰に見てほしいか・社内でできることを伺い、そこから範囲を出します。
  • 範囲の一覧:お申し込みの前に、弊社がやることと御社にお願いすることを書き分けた作業の分担表をお渡しします。1本の定義(画像は何枚組か・動画は何秒か・本文は付くか)、DMへの返信を含むか、直しの回数、確認の返事の期限も書きます。
  • 数字と報告:毎月の振り返りを含むプランでは、毎月の数字(保存・プロフィールを見られた数など)と、次の月に変えることを文章でお送りします。打ち合わせは基本なしで、やり取りは文章か、必要な時だけオンラインです。
  • 事例:運用を担当した過疎地域の訪問看護の採用のアカウントは、広告を使わず(完全オーガニック)に運用して6万回以上見られ、Instagramを見た人からDMが来て採用が決まりました。
  • 契約の後:Instagramのアカウントと、作った投稿・テンプレートのデザインのデータは、お客様の物です。解約しても手元に残ります。

作り方の土台は、代表がショート動画を1,000本以上作ってきたことと、グループのInstagramで合計約30万フォロワーがあることです。最初の出発点は、代表の自社アカウント(@yuta_web3.0)を100投稿で約1万フォロワーまで伸ばしたことでした。作って終わりではなく、数字を見て次の月の判断を一緒にやる伴走型で、SNSを経営の課題のどこに効かせるかから考えます。料金はSNS運用代行のサービスのページに載せています。

弊社は滋賀県甲賀市の会社です。滋賀や関西の会社で、地元のお客様や働き手に向けて発信したい場合も、目的の整理から相談できます。

ただし、万能ではありません。これが6つ目の質問への弊社の答えです。広告の予算がゼロのまま、短い期間で問い合わせを増やしたい場合は難しいです。写真の用意や投稿前の確認をする人が社内に一人もいない場合は、成果が出るまでの時間が伸びます。また、方針も写真も社内で決まっていて、画像を作る作業だけを1本ごとに安く頼みたい場合は、制作だけを受ける会社のほうが合うこともあります。

「候補は集めたが、どこに頼むか決められない」「質問への答えをどう読めばよいか分からない」という状態でも、相談していただいて大丈夫です。ほかの会社と比べている途中でも構いません。一緒に整理するところから始められます。無料相談はこちらからお申し込みください。相談は無料です。文章のやり取りだけでも、オンライン(30分)でも受けられます。相談だけで終わっても構いませんし、売り込みはしません。

この情報は2026年11月時点のものです。

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よくある質問

SNS運用代行の契約期間は、どれくらいで考えればよいですか?
SNSは投稿を重ねながら見られる企画を探していく作業なので、弊社は短い期間で良し悪しを決めないことをおすすめします。そのうえで、最低の契約期間と解約の条件、途中で方針を変える時の進め方、終わった後にアカウントと作った物が手元に残るかを、申し込みの前に文章で確かめてください。
会社とフリーランス(個人)、どちらに頼むのがよいですか?
弊社は、会社か個人かより、この記事の7つの質問への答えで決めるのがよいと考えます。個人に頼む場合は、担当の人が休んだ時や続けられなくなった時に投稿がどうなるかを、会社に頼む場合は、担当が替わった時の引き継ぎをあわせて聞いてください。
実績の多い会社を選べば安心ですか?
実績の数は会社の経験を表しますが、自社と同じ目的の運用が入っているかは表していません。近い目的の事例で、何を担当し、広告の有無や期間などどんな条件で、何が起きたかまで説明できるかを聞くと、比べる材料になります。
何社くらいに質問すればよいですか?
弊社のおすすめは、一覧の記事などから目的に近そうな会社を3〜5社選び、同じ文で質問を送ることです。範囲の一覧と追う数字で2〜3社に絞ってから見積もりを頼むと、届いた見積もりを同じ範囲どうしで比べられます。

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